伊豆七不思議って？何？何？何？行ってみなきゃわからないと行ってみました。駿河湾の漁民の心の神様と言われ、海の守護神と愛されている大瀬神社。正式名称は、引手力命神社（ひきてちからみことじんじゃ）、地元では大瀬明神とも称されてます。ダイビングのメッカ大瀬の海水浴場の駐車場に車を停めて海岸線を歩いて向かいます。

６８４年に起きた大地震が起きて、山が崩れ土佐国で多くの土地が海に沈んだ。一方で同時期海底が三百余丈も降起して琵琶島と呼ばれる島が出現したために土佐国から神が土地を引いてきたのだと考えた人々がこの地に引手命を祀ったのが始まりと言われています。

神社の階段の下には、狛犬が迎えてくれます。

天狗がいるようなのですが、天狗さんがなぜこの地にいらしゃるのかはどこにも記載がなくわかりませんでした。

彫刻の繊細さも風格がありました。奉納されている絵馬には、漁民の暮らしが見えたり、貴重なものも多く展示されていました。

神社だけでもかなりのパワーを感じましたが、神社の周りにはさらにパワーを感じるところが沢山あります。天然記念物にもなっている大瀬のびゃくしん。海の風に煽られながらも脈々と生きてきた荘厳なパワーを感じる木はなんとも安心感を持って見ることができます。

そしてなぜここが伊豆七不思議と呼ばれているのか？というとこの神池です。

周りを海に囲まれている神社の土地の中に真水の池がある。どうしてここの水だけ真水なのか？富士山の雪解け水が池の底には湧き出ているとも言われていますが、本当のところは誰にもわからない。ここにいる鯉もなぜいるのか？鯉のえさをやりながら考えて見るとますます不思議な気がします。

神社を参拝した後は、裏側に回り駿河湾沖に見える富士山バックに写真を撮るのも良いです。大瀬の海水浴場で足を海につけるだけでも気持ちいいです。大瀬神社の場所はこちらです。

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