【沼津市】9月1日は防災の日 千本地区に築山があります

沼津の津波避難施設 築山9月1日は防災の日です。2024年は台風10号の接近の影響で沼津市総合防災訓練は中止となりましたが、8月8日に日向灘で発生した地震によって発表された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)からも、日頃の備えの重要性が一層強調されるようになりました。避難場所の確認もその一つですが、千本地区には津波避難施設の築山があります。

沼津の津波避難施設 築山千本地区の築山は、沼津市立ときわ保育園と中部浄化プラントの間に位置しています。小さな丘の上に、鉄骨造の展望台が設置されたものです。

沼津の津波避難施設 築山築山に登るには、まず沼津港外港に面した防潮堤から進むことができます。入口になる路上には「津波避難場所 築山 45m」の表示がありました。今回築山を訪れたのは8月中旬だったこともあり、築山にはかなり雑草が目立ちました。それでも少し草をかき分けながら登っていくことができます。

沼津の津波避難施設 築山

東側の一般道から築山へと続く入口

この築山には防潮堤以外にも、ときわ保育園、そして築山の東側にある一般道にも進路があります。しかし今回訪れた時には、道路から築山への通路であることを示す案内は見当たりませんでした。

沼津の津波避難施設 築山築山の頂上付近は舗装されており、その一角に一段高くなった展望台が設置されています。展望台からは南は大瀬崎、北は富士へと続く千本松原の海岸線を見渡すことができます。もちろん雲がなければ、富士山を眺めることもできる場所です。

沼津の津波避難施設 築山この築山の築造を巡っては、反対する活動もありました。築山が設置された場所は、千本松原の一角です。築山のために松林の木々が伐採される計画が出されたからです。千本松原は、かつて潮風に悩まされていた地域の人々の暮らしを守るための防風林として、乗運寺(沼津市千本出口町)の開祖である増誉上人が、松苗を1本ずつお経を唱えながら植えたとされています。

巨大地震の発生が避けられないこれからの生活において、どのような災害対策をしていくべきなのか、まずは一人ひとりが考えることが大切なのかもしれません。

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