【沼津市】吉川美代子氏 講演会が9月21日に沼津市民文化センターで開催されました

沼津商工会議所創立100周年記念イベント

キャスター・アナウンサーとして知られる吉川美代子氏による講演会「人を動かす話し方と言葉の力」が、2024年9月21日に沼津市民文化センター大ホールで開催されました。このイベントは、沼津商工会議所創立100周年記念および沼津商工会議所女性会創立30周年の記念行事の一環として行われたものです。

沼津商工会議所創立100周年記念イベント

吉川美代子氏は1977年4月にTBSに入社し、アナウンサーやキャスターとして活躍しました。また、TBSアナウンサースクールでは12年間校長を務められました。現在は京都産業大学の客員教授として教壇にも立っています。講演では、仕事の場面はもちろん、日常生活における会話にも役立つ内容をお話しいただきました。

沼津商工会議所創立100周年記念イベント

講演の中で、吉川さんは3つのポイントを挙げました。まず1つ目は、「言葉は相手の視点から選ぶ」ことの重要性です。吉川さんは、坊やとパパがキャッチボールをする場合と、高校野球の強豪校のバッテリーがキャッチボールをする場合の違いを例に挙げ、「相手の心のミットに届くように、投げ方を変えることが大切」と説明しました。2つ目は「声」についてです。吉川さんは、自分の声は世界にひとつだけのものであり、良い声や悪い声というものはなく、自信を持って話すことが大切であると語りました。また、人間には誰しも共感力が備わっており、どんな気持ちで話しているかは相手に伝わることも強調しました。

沼津商工会議所創立100周年記念イベント

最後に、「どんなプロでも、伝えたいことを100%伝えることは難しい」という点です。それだけに、自分が何を伝えたいのかを自分自身がしっかり理解していることが重要であると述べました。吉川さんが医師から聞いたという「患者さんの話は取り留めのないことが多い」というエピソードを紹介し、私たちも普段、何を伝えたいかをよく考えることの大切さを説きました。

講演は「皆さん、お話を楽しんでください」との言葉で締めくくられました。会場には、商工会議所の会員のみならず、一般市民も多数来場し、吉川さんの話に熱心に耳を傾けていました。

講演会を主催した沼津商工会議所はこちら↓

numakko

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