【沼津市】「OPEN NUMAZU SCHOOL」が12月15日に沼津駅南口 実践広場で行われました
高校生がまちなかでやってみたいことをやってみる一日「OPEN NUMAZU SCHOOL」が、2024年12月15日(日)に沼津駅南口の実践広場で開催されました。市内5つの高校から集まった20名が、4班に分かれてそれぞれの思いを形にしました。
A班が実践したのは「学園祭再び! 」オーナメントづくり体験です。高校生活の中でも大きなイベントである学園祭をもう一回やりたいとの思いから、ペットボトルを使ってクリスマスのオーナメント作り体験のブースを設けました。
当初予定していたクリスマスツリーへの飾り付けは、強風のためできませんでしたが、素敵なオーナメントがたくさん完成しました。
B班は「ほっとスペース! 」巨大絵本の読み聞かせです。みんながほっとする場所を作りたいという思いから、巨大絵本の読み聞かせを行いました。親子で一緒に聞き入っている姿も見られました。
C班の「ペイントまちづくり」は、段ボールや木で作ったまちをペンやステッカーなどで好きに彩るアートペイントです。プラレールで作った沼津のまちが、来場者のイメージによって色とりどりに彩られていきました。
D班が実践したのは「ヒンメリ共和国」です。フィンランドの伝統的な装飾品の「ヒンメリ」づくりを体験できるブースを提供し、小さな子どもでも作れるようサポートしていました。
会場にはステージも設けられました。「ちょぼかど」は3人組のバンドです。高校生活最後のステージを楽しみました。
Alexandrite(アレキサンドライト)は、沼津中央高等学校の生徒によるロックバンドです。大勢の観客の前でのステージは久しぶりだったそうで、「楽しかったです」と感想を語っていました。
こちらはダンスパフォーマンスです。「冷たい風が強く、練習とはだいぶ違った環境で大変でしたが、全力を出しきれました」と振り返っていました。
沼津市立沼津高等学校書道部の2人は、書道パフォーマンスを披露しました。華麗なダンスを交えて書いた文字は「不羈(ふき)」。世の中に縛られず、自由であるという意味だそうです。
このイベントを企画したのは、静岡県立沼津西高等学校、沼津市立沼津高等学校、沼津中央高等学校、誠恵高等学校、桐陽高等学校の高校生たちです。まちなかの新たな利活用方法の可能性を探ろうと、パークレットの植栽管理に携わっている高校生の生徒さんを中心に、沼津市にイベント開催の提案があり企画がスタートしました。
「OPEN NUMAZU」は、公共空間を広く活用し、人の気持ちもまちに開くことで、ヒト中心で賑わいに溢れるまちなかの日常風景を創出していくプロジェクトです。2022年にスタートし、今年は11月に1回目の取り組みが行われ、2025年1月27日(月)から2月9日(日)には2回目の取り組みが予定されています。
イベントが行われた沼津駅南口の実践広場はこちら↓