【沼津市】「第24回 楊原神社・大朝神社例大祭 厳冬海中みそぎ祭り」が小浜海岸で行われました

厳冬海中みそぎ祭り

画像提供:二社厳冬海中みそぎ祭り祭典実行委員会様

第24回 楊原神社・大朝神社例大祭 厳冬海中みそぎ祭り」が、2025年1月13日(祝・月)に、牛臥山公園内の小浜海岸を中心に執り行われました。勇壮な「神輿洗いの儀」では、多くの人々がカメラを向け、迫力ある光景を記録しました。

厳冬寒中みそぎ祭り

楊原神社でのお祓い

午前中には、大朝神社・楊原神社でのお祓いや、中連合神輿巡行が行われました。これから始まる神事に、今日の主役となる「神男(かみを)」(神事をになう男衆)も、やや緊張した様子でした。

厳冬寒中みそぎ祭り

正午前には、御用邸正門での神事も執り行われました。

厳冬寒中みそぎ祭り

お祓いを終えた神輿は、神男によって担がれ、牛臥山公園へと進みました。「えんやーこーら」「どっこいしょ」の力強い掛け声が周囲に響き渡ります。

厳冬寒中みそぎ祭り

小浜海岸では、賑やかなしゃぎり、中連合神輿などが雰囲気を盛り上げていました。その後大勢の見物客が見守る中、神事が厳かに執り行われました。

厳冬寒中みそぎ祭り

画像提供:二社厳冬海中みそぎ祭り祭典実行委員会様

神事の後、神男たちは褌姿になり、2基の神輿を担いで海へと向かいます。海に入る前には、猿田彦(天狗)から「天狗の釜の湯」を浴びせられる儀式もありました。天狗の「天下泰平」「五穀豊穣」の掛け声に、神男たちは「よしこい! よっしゃー!」と力強く応えていました。

厳冬寒中みそぎ祭り

画像提供:二社厳冬海中みそぎ祭り祭典実行委員会様

いよいよ、2基の神輿が海へと入っていきました。

厳冬寒中みそぎ祭り

画像提供:二社厳冬海中みそぎ祭り祭典実行委員会様

神輿を高く掲げる際、神男たちは「いやーさか! いやーさか! いやーさか!」(弥栄:ますます栄える)と唱え、祭りの熱気は最高潮に達します。

厳冬寒中みそぎ祭り

画像提供:二社厳冬海中みそぎ祭り祭典実行委員会様

波打ち際には、多くの人々が集まり、神事の様子を熱心に撮影していました。

厳冬寒中みそぎ祭り

画像提供:二社厳冬海中みそぎ祭り祭典実行委員会様

海から上がった神男たちには、健康祈願の水掛けが行われました。また、海から上がった神男たちに触れると福がもたらされると伝えられており、観客はねぎらいの言葉をかけながら彼らに触れる姿が見られました。

厳冬寒中みそぎ祭り

神輿が海から上がった後には、笑福投げ餅、お楽しみ抽選会が行われました。多くの人たちが、神男が投げた餅に、多くの人たちが手を伸ばしていました。

厳冬寒中みそぎ祭り

「厳冬海中みそぎ祭り」は、半世紀ぶりに復興された伝統ある祭りです。「海中神輿洗い」の御神事は、古くから年に一度執り行われていましたが、先の大戦末期の空襲により、神社の社殿と神輿が消失し、一時途絶えていましたが、2002年に有志の尽力によって復興を遂げたものです。

厳冬寒中みそぎ祭り

来年は25年の節目の年。「大相撲を招くことはできないか?」といった新たな構想も持ち上がっているようです。

取材協力:二社厳冬海中みそぎ祭り祭典実行委員会様 web Marketing KINKO様

厳冬寒中みそぎ祭りの祭典会場(牛臥山公園)はこちら↓

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