【沼津市】「令和7年(第27回)二十歳の議会」が沼津市役所本会議場で開催されました
「令和7年(第27回)二十歳の議会」が、2025年1月12日(日)に沼津市役所3階の本会議場で開催されました。二十歳になった沼津市出身の若者を代表する19名が、模擬議会を体験しました。
参加者の中から、戸田校区の池田来輝さんが議長を務めました。模擬議会とはいえ、議長席の両脇には頼重秀一沼津市長をはじめ、市役所の各部署の代表者が並び、議会らしい緊張感が漂っていました。
今回は、3名の議員が一般質問を行いました。金岡校区の百津翔都人さんは「市民スポーツの推進について」、第五校区の新井智晴さんは「沼津市のUターン就業支援について」、第三校区の原桃香さんは「学校と地域のつながりについて」質問しました。
これに対し、市長と奥村篤教育長が答弁を行い、行政の考え方や現在の取り組み、今後の方針などが示されました。
一般質問の後には、議員全員と議長による「二十歳の一言」の発言がありました。テーマは「わたしにとっての沼津の宝」。幼少期の思い出や、沼津を離れて暮らすことで改めて気づいた地域の魅力、自ら沼津市職員となったことで感じた人々の支えなど、それぞれの思いが語られました。
最後に市長が議会の感想を述べ、「議会は市民の代表として機能しており、市議会でどのような議論がなされ、まちづくりが進められているのかを知る機会になったと思います」と話しました。そして、「人生は喜怒哀楽があってこそ成り立ちます。辛い時には、今日出会った仲間や恩師、ご家族の存在を思い出し、感謝の言葉を伝えてください」と、若者たちにエールを送りました。
この会議は、二十歳になった市内出身者が市政への関心を深めることを目的に開催されています。未来の沼津市を担う若者たちの力強い姿に、頼もしさを感じる議会となりました。
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