【沼津市】高校生の夢を山一金属が全力応援! 第2回「夢実現パートナーシップ」公開プレゼンテーション大会開催
第2回「夢実現パートナーシップ」公開プレゼンテーション大会が、2025年3月23日(日)にプラサヴェルデで開催されました。地域の高校から8チームが、自らの夢の実現を目指してプレゼンに挑みました。

冒頭には前回大会で100万円とインターンシップの権利を獲得した日大三島高校のチームからビデオメッセージが送られました
このイベントでは、高校生はそれぞれ叶えたい夢についてのプレゼンテーションを行い、審査を受けます。最高得点を獲得したチームには、このイベントを主催する山一金属株式会社での「超インターンシップ」の権利と、夢を実現するための予算100万円が与えられます。2024年に開催された大会では、日本大学三島高等学校のチームが「ザリガニをサーモンの養殖に活かす」というアイデアで最優秀賞を獲得しました。

車好きの4人がエンジン車を救うためのアイディアをプレゼン
飛龍高校からは、自動車整備士を目指す4人が、「エンジン車を救う燃料を作りたい!」をテーマに、動植物由来の生物資源で作られた燃料(バイオマス燃料)に着目したテーマをプレゼンしました。

既存の固形やゼリーの栄養補給食の課題から、新たな製品開発を提案する沼津中央高校のチーム
演技を交えたユニークなプレゼンで会場を沸かせたのは、沼津中央高校のチームです。既存の栄養補給食の課題を指摘し、グミを解決策として選定したことをプレゼンしました。

良本さんはこの言葉に、大きな感動を覚えたことを伝えました
1人で壇上に立ったのは、沼津東高校の良本彩香さんです。自身の静岡への愛着と、イベント開催などの経験で掛けられた言葉から、高校生の力で地域活性化につながる高校生ガイドの実現を夢として語りました。

母親の実家が農家だったにもかかわらず、B品野菜の存在を知らなかったことに、自ら大きな衝撃も受けたそうです
最優秀賞に輝いたのは、智徳高校のチームです。漁業を営む家庭で育ち、母親の実家が農家だったという環境から、漁業と農業が抱える課題を肌で実感した上で、「自他共栄」システムの構築を提案しました。廃棄されているというB品野菜と、未利用魚を介護食に活用する提案でした。

総括として努力することの大切さを語った山一金属株式会社の大賀丈久専務取締役
総括を行った山一金属の大賀丈久専務取締役は、「夢を叶えるためには、夢を探す力と行動する力が必要です。私はプロゴルファーを目指しましたが、叶いませんでした。しかし、努力してもうまくいかないことがある一方で、努力すること自体が何事にも通じ、頑張ることの大切さを学びました」と、自身の経験を交えながら、高校生たちへエールを送りました。

参加チーム、引率の先生、審査員、来賓、山一金属の皆さんで記念撮影
高校生が社会課題解決に向けたアイディアを夢として語り、地域の企業が本気で支えるという画期的な取り組みがこの地域で行われていることに、大きな勇気をもらったイベントでした。
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