【沼津市】「ぬまりびと博覧会2025」プラサヴェルデにぬまりびとが大集結
さまざまなジャンルのマニアや研究者、専門家たちが大集結した「ぬまりびと博覧会2025」が、2025年3月22日(土)・23日(日)の二日間、プラサヴェルデで開催されました。
“ぬまりびと”とは、「沼にハマった人たち」のことです。ここでいう「沼」とは、特定の対象に夢中になって抜け出せないことを指し、マニアという言葉が近いかもしれません。
イベントでは、延べ50のぬまりびとたちがブースを出展し、それぞれが熱中するテーマを披露しました。訪れた人々は、各ブースを巡りながら出展者たちの「沼」に触れ、交流を楽しんでいました。
沼津にゆかりのあるお土産を製造・販売する「リポップ」は、「沼津みやげ」にハマっています。沼津は多様な産業が集まる町であり、そこから生まれた風景や文化をお土産としてグッズ化しています。近年特に力を入れているのが、「ヒモノラ」という味確認生物のグッズです。ヒモノラは2022年7月1日に初めて確認された、二足歩行する干物です。
また、「軽野造船所」として歴史ツアー業を営む軽野史仁さんは、「こうしたイベントは都会で開かれることが多く、最近はテーマが細分化されがちです。この博覧会では多種多様なぬまりびとが集まり、お互いに交流できるのが特徴ですね」と話していました。
情報があふれる時代だからこそ、自分がこだわりを持てるものを見つけ、没頭する楽しさを体感できる——そんな魅力が詰まったイベントでした。
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