【沼津市】照江寺で紫陽花祭りが開催中です

照江寺 紫陽花祭り沼津市江浦にある照江寺(しょうこうじ)では、紫陽花祭りが開催されています。お寺の庭に咲くアジサイを、江浦湾を望む沼津らしい風景とともに楽しむことができます。

照江寺 紫陽花祭り照江寺は、沼津市街地から伊豆方面へ向かう国道414号線沿いに位置しています。本堂は、駐車場から石段を上った先にあり、アジサイが咲く庭園はさらにその上に広がっています。

照江寺 紫陽花祭り庭に植えられているアジサイは、橋本宗一住職が一株一株手植えされたものです。橋本住職は福島県の寺院に生まれ、僧侶としての修行を経て、昭和46年(1971年)に照江寺へ入寺されました。当時の寺は殺風景で、草刈りなどの手入れが必要な状態でしたが、「草を刈らなければならない」ではなく、「花を育てる方が楽しい」という思いから、アジサイを植え始めたそうです。最初に植えたのは10株ほどでしたが、その後、挿し木で増やし、さらに地域の方々から株を譲り受けることも増え、現在の姿に至っています。

照江寺 紫陽花祭りまた、今年(2025年)は訪れる人々によりゆったりと楽しんでもらえるよう、露店の出店も始まりました。週末を中心に、海鮮焼きやところてんなどの店が園内に出店する予定です。

照江寺 紫陽花祭りアジサイとともに照江寺で目を引くのが、境内に数多く並ぶ石彫作品です。これらの石碑は、すべて橋本住職が自ら彫ったもの。石を彫り始めたのは還暦を迎えたころで、コンクリートで固められた法面(のりめん)の景観を変えたいという思いから、最初に般若心経を彫ったのがきっかけだそうです。荒彫りを手伝ってくれる協力者を得て、1年半かけて完成。最後に文字を正しい順番で並べる作業がとても大変だったそうですが、完成したときには「何でもできる」という気持ちになったと語られています。

照江寺 紫陽花祭りアジサイの見頃の時期には、南部浄化センターの駐車場が利用できます。駐車場にはお寺への通用口も設けられており、境内の上部に直接入ることが可能です。アジサイの様子は、照江寺のinstagramで随時更新されています。

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