【沼津市】ギャラリーぷらざで県立工科短期大学校のパネル展が開催中です
沼津駅南口にある沼津産業ビル1階のギャラリーぷらざでは、静岡県立工科短期大学校沼津キャンパスのパネル展が、2025年6月18日(水)まで開催されています。
静岡県立工科短期大学校は、ものづくりに携わる人材を育成するための学校です。沼津キャンパスには「機械・生産技術科」「電子情報技術科」「情報技術科」の3学科があり、2年間のカリキュラムで、それぞれの分野で活躍するための専門スキルを身につけることができます。また、静岡市清水区には静岡キャンパスも設置されています。
展示会ではパネル展示に加えて、自動搬送車のミニモデルや相撲ロボットの展示も行われています。これらは、学生たちが卒業前に取り組む「総合製作実習発表会」に向けて制作した作品です。
白い地球儀は、発泡スチロールで作られた模型で、鋳造の一種である「フルモールド鋳造法」に使われる型です。発泡スチロールの模型を砂の中に埋め、「溶湯」と呼ばれる溶けた金属を流し込むと、発泡スチロールが溶けて消え、その空間に金属が冷えて固まることで、発泡スチロール模型と同じ形状をした金属製品が完成します。
この学校に入学する多くは高校からの進学者ですが、同校では地域のものづくり産業を支えるために、さまざまな取り組みも行っています。たとえば、毎月多彩な講座が設けられているスキルアップ研修は、地域の企業や団体で働いている社会人が学べるものです。また、地域企業との連携強化の一環として、「静岡県中小企業家同友会 沼津支部」との交流も始まりました。

沼津市大岡にある静岡県立工科短期大学校 沼津キャンパス
岩崎キャンパス長は、「今回の展示は進路を考えている高校生だけでなく、ものづくりに興味のあるお子さんや、すでにものづくりに携わる地域の企業や一般の方にも、学校を知っていただくきっかけになれば」と話しています。
情報提供:静岡県立工科短期大学校沼津キャンパス様
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