【沼津市】「第49回砂の造形大会」が志下海岸で開催されました

第49回砂の造形大会沼津市子ども会育成連絡協議会(沼子連)による「第49回砂の造形大会」が、2025年6月8日(日)、島郷・志下海岸にて開催されました。

第49回砂の造形大会砂の造形大会は、沼津で小学生時代を過ごした多くの人が参加した経験を持つ、歴史あるイベントです。砂浜に設けられた縦6メートル・横3メートルの区画内で、各チームが砂を使った造形作品の制作に取り組みます。今年は新たに設けられた一般参加枠から2チームが参加し、全8チームが2時間の創作に挑みました。

第49回砂の造形大会制作には、砂を掘る・盛る・固める・表面を整えるなど、さまざまな作業が必要です。海水をかけて砂を固めたり、貝殻などを使って装飾を施すことも行われました。

第49回砂の造形大会この日は曇り空で、時折雨粒が落ちる場面もありましたが、各チームは心を一つにして、作品づくりに励みました。

第49回砂の造形大会お昼休憩を挟み、閉会式では6つの賞が発表されました。講評では、審査員から作品の完成度だけでなく、制作過程で見られたチームワークの良さを評価するコメントも寄せられました。

第49回砂の造形大会

受賞チームに賞状を手渡す沼子連の東隆子会長

子どもたちの創作活動を見守った沼子連会長の東隆子さんは、次のように話していました。「このイベントでは、子どもたちに協調の大切さを学んでほしいと思っています。一つの目標に向かってみんなで取り組むことの意義。人は一人では生きていけません。今の子どもたちは孤立しやすい面もあるので、今回参加した子どもたちが、この経験を地域に広げてくれたらうれしいです。自ら体験した“生の声”が、何よりも心に届くものだと思います」

第49回砂の造形大会閉会式終了後には、参加者たちが自らの作品を元の砂浜に戻す作業を行いました。「来たときよりも美しく」。そして海への感謝の気持ちも込めて、子どもたちも、活動を見守った大人たちも、それぞれに大切な学びを得た一日となりました。

第49回砂の造形大会が行われた志下海岸はこちら↓

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