【沼津市】「もりの広場コンサート Vol.1」が沼津市民文化センター「もりの広場」で開催されました
2025年6月15日(日)、沼津市民文化センターの「もりの広場」にて、「もりの広場コンサート Vol.1」が開催されました。
今回演奏を披露したのは、地元で活躍する演奏家3名によるユニット「en fant(アン ファン)」です。メンバーは、ヴァイオリンの清田周子さん、パーカッションの柴山拓也さん、ピアノの峯松ゆきさんの3名です。
演奏は13時〜13時30分、14時30分〜15時の2回にわたって行われました。2回目のステージでは、エルガー作曲のクラシック曲『愛の挨拶』から始まり、三重奏のやわらかな音色が広がると、来場者の表情は瞬く間に穏やかになりました。
続いて披露されたのは、Official髭男dismのヒット曲『Pretender』です。この楽曲が発表された当時、世界はちょうどコロナ禍に突入し、多くの人が音楽に励まされた時期でした。峯松さんは「歌いながら聴いてください」と呼びかけ、客席には自然と口ずさむ姿も見られました。
さらに、ヴァイオリンの代表的な楽曲として知られる『情熱大陸』も演奏されました。演奏者によって表情が変わるというこの曲。今回の演奏は、「en fant」ならではのオリジナリティあふれる仕上がりとなりました。
「アイリッシュメドレー」では、清田さんの夫もフルートで飛び入り参加し、演奏に華を添えました。また、柴山さんはアイルランドの伝統音楽で使われる太鼓「バウロン」の演奏も披露し、聴きごたえのあるひとときとなりました。
演奏の締めくくりは、Mrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』。「歌がなくても盛り上がれる曲です」と紹介されると、会場の一角では自然と踊り出すグループもあり、音楽の楽しさが空間いっぱいに広がりました。
あっという間の30分間。演奏を終えた「en fant」の皆さんは、「演奏を聴いて楽しんでくれている人たちの笑顔がたくさん見られて、私たちも楽しい気持ちになりました」と語っていました。来場者全員が、音楽を通して心癒されるひとときを過ごした演奏会となりました。
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