【沼津市】アーケード名店街のアーチゲートが撤去されました

南側のアーチゲートが撤去された沼津アーケード名店街

沼津アーケード名店街の南側入り口に設置されていたアーチゲートが、2025年7月19日の夜に撤去されました。

南側のアーチゲートが残る沼津アーケード名店街(2025年6月19日)

この南側のアーチゲートは、長年にわたり鉄骨だけが残された状態が続いていました。鉄骨のみの姿ながらも特徴的なデザインで、商店街の風景の一部になっていました。

南側のアーチゲート撤去作業の様子(2025年7月19日 22時頃)

撤去工事はこの日の20時から、交通規制を伴って実施されました。交通規制開始から約2時間後には、ゲートは支柱から切り離されて、路上で切断作業が行われていました。

沼津アーケード名店街

現在も残る北側のアーチゲート

翌朝には、アーチゲートが姿を消した商店街の景色が広がっていました。この地域で長くお茶の販売店「水口園」を営み、町方町・通横町第一地区市街地再開発組合の理事長も務める水口隆太さんにお話を伺いました。

2024年8月26日 アーチゲートと防火建築帯もある沼津アーケード名店街

「私の記憶では7〜8年ほど前、台風ではありませんでしたが風の強い日にトタンの一部が飛ばされ、安全確保のためすべて撤去しました。鉄骨も老朽化が進んでおり、いつ倒壊するか不安だったので、ようやく安心できました。ノスタルジーよりも、安心・安全なまちづくりを進めていきたいと思います」と語りました。

沼津アーケード名店街

支柱のみが残り、アーチゲートが撤去された様子を撮影する水口隆太さん

なお、両側の支柱は現在も残されています。今でもその上部には、アーチゲートの鉄骨の一部を確認することができます。この支柱には歩行者用の信号機も取り付けられているため、そのまま維持されることになったそうです。

沼津アーケード名店街またこのアーチゲートのすぐ近くにあり、2024年秋から進められている防火建築帯の解体工事現場では、防音壁の一部が透明仕様に変更されました。これは通行時の安全確保を目的に、壁による死角を減らすための措置とのことです。建物はすでにほぼ撤去され、ほぼ更地になった様子を確認できるようになっていました。

新たなまちづくりに向けて、今後もさまざまな変化が見られそうです。

南側のアーチゲート設置場所(沼津宿付近)はこちら↓

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