【沼津市】切り絵作家 瑛美 個展「紙の吐息」が8月10日までチャトラ『プレイス』で開催中です

瑛美個展「紙の吐息」静岡県出身の切り絵作家・瑛美(てるみ)さんの個展「紙の吐息」が、2025年8月10日(日)まで、大手町にあるチャトラ『プレイス』にて開催中です。繊細な切り絵で描かれる生き物、草花、アニメ調イラストから、まさに紙の吐息が感じられる作品が並んでいます。

瑛美個展「紙の吐息」来場者を出迎えてくれるのは、チャトラ『プレイス』の白いアーチの入り口に記された「紙の吐息」の文字と、くじら、星、猫、金魚の切り絵作品です。細筆で描かれたかのような文字の繊細さに、まず目を奪われてしまいます。

瑛美個展「紙の吐息」壁にはさまざまなジャンルをモチーフにした作品が並んでいます。蝶ネクタイや花々でオシャレした「チャトラ」は、一本いっぽんの毛並みの質感も感じられます。白い背景に黒い切り絵が飾られており、目にみえる光景は全て白黒、ですが心には豊かな色彩が感じられます。

瑛美個展「紙の吐息」テーブルにも作品は並んでいます。『どうして僕はこんなにかなしいのだろう』、『吾輩は猫である』、『ねがったものはひとつの愛』。その言葉を目にしながら、まさに”紙の吐息”が聞こえてくるようです。

瑛美個展「紙の吐息」会場の一角には、作品の制作場を再現したスペースも展示されています。集中力と繊細な手作業が求められるであろう作業の様子を感じ取ることもできます。土日を中心に在廊しており、ライブカッティングで制作の様子も披露しています。

瑛美個展「紙の吐息」瑛美さんは静岡大学教育学部芸術文化課程を卒業し、大学院教育研究科に進学、切り絵について研究しました。高校1年生から切り絵制作を始めており、大学で研究テーマを選ぶ際に指導を受けた先生から「自分の好きなことを調べなさい」と声をかけてもらったことが、きっかけになったそうです。

瑛美個展「紙の吐息」

切り絵作家の瑛美さん

今回の作品展について瑛美さんは「白黒の作品から、人それぞれの色彩を想像してお楽しみください。また一緒に見た人同士で、それぞれの感想を話してもらえればと思います」と語っていました。

チャトラ『プレイス』(チャトラコーヒー2階)はこちら↓

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