【沼津市】「心のままアートワークショップ」がサンウェルぬまづで開催されました
特別支援学校や支援学級に通う子どもや卒業生(表現者)たちと地域の高校生(サポーター)が共に表現活動を楽しみ交流をする「第2回 心のままアートワークショップ」が、2025年8月4日(月)、サンウェルぬまづで開催されました。
サポーターとして参加したのは、田方農業高校ライフデザイン科セラピーコースの生徒と、沼津西高校美術部の生徒たちです。田方農業高校の生徒は、表現者のコミュニケーションスタイルを観察し、表現の背景にある心の動きに寄り添いながら、どのようなサポートができるかを考えました。沼津西高校の美術部の生徒は、美術の視点から支援を担当。参加者の好きなモチーフや表現方法を観察し、技法や道具の提案を通じて、表現を引き出す役割を担いました。
イベント開始直後は、お互いにやや緊張した様子でしたが、アイスブレイクとして行った似顔絵づくりをきっかけに笑顔が増え、その後のワークショップでは個性あふれる作品が次々と生まれました。

NPO法人「こころのまま」理事長の沼田潤さん
このイベントは、主催者であるNPO法人「こころのまま」が高校生のリーダーたちと共に企画・運営する形で実施しています。「こころのまま」は、特別支援学校に通う障害のある子どもの身近な支援者である母親らが中心となって設立され、障害児者やその家族、地域住民を対象に、役割づくりや仕事づくり、居場所づくり、障害に関する情報発信、ネットワーク構築、生活の質の向上や働く環境の整備などの活動を行っています。
今回制作した作品は、11月から12月にかけて開催する展示会や、2026年1月にプラサヴェルデで行われる「ふじのくに芸術祭」に出展する予定です。また、「心のままアートワークショップ」は、8月20日(水)、9月14日(日)、11月15日(土)にも開催されます。表現者として参加を希望する場合は専用フォームから事前申し込みが必要で、見学のみの場合は申し込み不要です。お気軽にお立ち寄りください。
イベントが行われたサンウェルぬまづはこちら↓