【沼津市】第52回沼津市芸術祭が開幕!特別展にNAKANO yasuhiro氏のメディアアート作品も展示されています

第52回沼津市芸術祭第52回沼津市芸術祭が、2025年10月1日(水)、プラサヴェルデで開催される書道展を皮切りに始まりました。会期は約1か月半にわたり、全17部門による市民の芸術の祭典が繰り広げられます。

第52回沼津市芸術祭開会式は、書道展の会場となったプラサヴェルデ2階の市民ギャラリーで行われました。開会の挨拶に立った沼津市芸術祭開催委員会の森雅宏委員長は、今年が昭和100年、日本でラジオ放送が始まってから100年にあたることに触れ、紙以外のメディアの登場によって社会が変化してきたことを紹介。そのうえで、芸術祭においても写真展にデジタル部門が加わるなど、52回の歴史の積み重ねがあることを語りました。

第52回沼津市芸術祭テープカットの後には、多くの来場者がさっそく書道作品を鑑賞しました。市民芸術祭ならではの特色として、出展者と来場者の交流も盛んに行われ、知人の出展者に声を掛けて作品の感想を語り合う姿も見られました。

第52回沼津市芸術祭

作品について来場者からの質問に応えるNAKANO yasuhiroさん(左)

沼津を拠点に活躍するメディアアートの第一人者・NAKANO yasuhiroさんの特別展も開催

今回の書道展では、特別展としてメディアアートの第一人者・NAKANO yasuhiroさんの作品が展示されています。NAKANOさんは沼津で育ち、大学卒業後は東京で国内外の映像作品の監督などを務めながらも、生活の拠点は変わらず沼津に置き続けてきました。2011年にメディアアーティストに転向後も沼津で制作を続け、今回展示されている「fuji_003」をはじめ、墨絵とデジタル彫刻を融合させた「動く絵」と呼ばれるメディアアート作品を発表しています。

第52回沼津市芸術祭

「fuji_003」は、大阪・関西万博においてプロジェクションマッピングで公開され、大きな話題を呼びました。NAKANOさんは次のように語ります。「万博での上映を通じ、今まで以上に多くの反響をいただきました。今回は地元・沼津で皆さんにご覧いただけることをとても嬉しく思います。私の『動く絵』は、表現に時間軸を加えたものです。霊峰富士のエネルギーや生命感を感じ取っていただければ幸いです」

第52回沼津市芸術祭書道展は10月5日(日)まで開催され、時間は10:00〜18:00(最終日は16:00まで)。沼津市芸術祭は、プラサヴェルデのほか沼津市民文化センター、沼津市立図書館などを会場に、11月16日(日)まで開催されます。

沼津市芸術祭・書道展が開催されているプラサヴェルデはこちら↓

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