【沼津市】沼津港にある「さすよ亭」があじたるサンドを販売中です

11月2日にぬまづみなと商店街で開催されたあじたるサンドのお披露目会・試食会に参加したさすよ亭のあじたるサンド
ぬまづみなと商店街にある「さすよ亭」で、沼津の新しいご当地グルメ「沼津アジフライたるたるサンド(あじたるサンド)」の販売が、2025年10月16日からスタートしています。今年のSea級グルメ全国大会でナンバーワンを獲得し、沼津市内で続々と提供店が誕生している「あじたるサンド」。今回は、さすよ亭の取り組みについて話を伺いました。

「さすよ亭」が提供するあじたるサンド(画像提供:さすよ亭様)
さすよ亭のあじたるサンドのテーマは、ズバリ“静岡の魅力が詰まっていること”。使用される食材は沼津市内にとどまらず、静岡県内の特産品が取り入れられています。あじたるサンドのポイントとなる緑色のタルタルソースは、SSKフーズ(静岡市清水区)製のソースをベースに、浜名湖産の青のりと、石田茶業(沼津市)の沼津抹茶の粉茶で色付け。アジはお店を運営するサスヨ海産、パン粉には大川食品工業(沼津市)の「カラット」を使用し、お店オリジナルの食パンには丹那牛乳(函南町)が使われています。

さすよ亭の人気メニューの一つ「あじ干物素揚げ」(画像提供:さすよ亭様)
なぜ沼津に限定せず、静岡県全域から素材を選んだのか。その背景には、店長の星梨奈さんが大阪出身であることも関係しているかもしれません。星さんは、沼津だけでなく静岡県全体の魅力をあじたるサンドを通じて伝えたいと話します。

さすよ亭の店内の様子
「このお店は2009年にオープンし、海鮮丼専門店として2年前にリニューアルオープン、私はオープニングスタッフとして働き始めました。その頃から、ぬまづみなと商店街の方々やお客さんに温かく迎えられたこともあり、私は沼津だけでなく静岡県の魅力を感じています。そんな思いを『さすよ亭のあじたるサンド』に込めました。あじたるサンドを静岡の名物にしていきたいですね」

人気メニューの朝定食、丼は3種類から選ぶことができます。写真は3色丼(画像提供:さすよ亭様)
さすよ亭は沼津魚市場でセリ権を持つ株式会社サスヨ海産の直営店。魚市場仲買人ならではの新鮮な食材を活かした料理はもちろん、落ち着いた雰囲気の店内も魅力のひとつです。人気メニュー「さすよのあさ亭」では、アジフライとキンメフライに加え、まぐろ丼・三色丼・海鮮カレー丼の中から好みのどんぶりを選ぶことができます。

さすよ亭の店長を務める星さん
お店の魅力について「食品ロスをメニュー開発に力を入れていて、低価格を実現しています。また従業員の働きやすさにも力を入れているお店です。観光客だけでなく、地元の方からも愛されるお店にしていきたいです」と星さん。あじたるサンドをきっかけに、静岡の食文化とぬまづみなと商店街の新たな魅力が、より多くの人に届いていきそうです。
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