【沼津市】南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)- 避難地や津波避難経路の標識があります
2024年8月8日16時43分に発生した日向灘沖を震源とする地震の発生を受けて発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を受けて、沼津市内においても「日頃からの地震の備えの再確認」と「地震が発生したらすぐに避難するための準備」が呼び掛けられています。
地震発生後に避難する津波避難ビルや避難地(避難場所)確認は、沼津市の地震・津波ハザードマップや沼津市公式防災アプリでできますが、沼津市内で被害が予想される地区では、多くの標識を見つけることができます。
まず津波による浸水が予想される地域では、その場所の地面の高さ(海抜)と、津波により想定される浸水深さ(その地面からの高さ)が表示されています。
人が多く集まれる場所の中には、避難地(避難場所)に指定されているところがあります。
避難地(避難場所)の近くには、避難地の方向を示す標識も設置されています。
学校や大きな公共施設などには、「避難場所」及び「避難所」の両方に指定されている場所もあります。「避難場所」(避難地)は、発災直後に命を守るために逃げるところ、「避難所」は災害によって住居に住めなくなってしまった方たちなどが、災害の危険性がなくなるまで避難生活をする場所を言います。
沼津市内でも南部の海沿いの地域には、津波避難経路が設定されています。津波から逃れるために、高い場所へつながる道路です。いくつか確認してみると、いずれも少し高い位置に設置されていました。
本稿執筆日は8月11日です。今回の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」がどうなるかは、今後の地震の発生状況で変わるようですが、いずれにせよ大規模地震が発生する可能性がなくなることはないものと思われます。日頃から地震に対する備えを、一段高くすることが求められる日常へと、変化していくのかもしれません。
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