【沼津市】新茶手摘み体験が野崎園で開催されました

新茶手摘み体験お茶農園での茶摘み体験と、日本茶インストラクターが淹れるお茶が楽しめる「新茶手摘み体験」が、2025年4月19日(土)、沼津市根古屋の野崎園で開催されました。事前に応募したおよそ100名の参加者が、お茶畑での貴重な体験を楽しみました。

新茶手摘み体験

日本茶インストラクターから、指の腹を使った摘み方を教わる参加者の皆さん

体験会ではまず、「日本茶インストラクター」の皆さんが手摘みの方法について詳しく解説してくれました。お茶は指の腹で折るように摘み、爪を使うと時間が経つにつれて黒ずんでしまうのだそうです。また、新茶の摘み取りに適した時期(適期)は通常4日間ほどですが、2025年は3月が暖かく、4月に入って気温の低い日が続いたため、適期はわずか2日間ほどしかなかったとのこと。この短い期間を逃さないよう、お茶農家の皆さんは苦労されているそうです。

新茶手摘み体験摘み方を覚えた参加者たちは、さっそく茶摘みに挑戦。普段飲んでいるお茶の葉を自分の手で摘み取るのはとても貴重な体験で、鮮やかな緑色を楽しみながら、丁寧に葉を摘んでいました。

新茶手摘み体験また、摘み取った生茶を煮出す方法も紹介されました。生茶を約1分間煮出すことで、味ではなく香りを楽しむことができます。実際に煮出すと、周囲にはほのかな香りが広がり、参加者からも驚きの声が上がっていました。

新茶手摘み体験さらに、生茶を使った焼きたてのパンケーキも提供され、そのおいしさに参加者の皆さんは笑顔を見せていました。

新茶手摘み体験今年の新茶はまだ準備が整っていないため、昨年の新茶を使った冷茶の試飲も行われました。日本茶インストラクターの方々は、「お茶は濃さだけでなく、温度や抽出時間によって渋みや甘さが変わります。食事の内容に合わせて味わいを調節できるのもお茶の魅力。ぜひ急須を使って楽しんでみてください」と話していました。

新茶手摘み体験このイベントを企画した沼津市役所産業振興部農林農地課の担当者は、「この体験会は2022年に始めたもの、お茶農家さんの協力を得て開催しています。貴重なお茶摘み体験を通じて、地域のお茶のおいしさを知っていただき、それが需要の拡大につながれば」と語っていました。お茶の魅力を存分に味わえる、充実した一日となりました。

新茶手摘み体験が行われた野崎園はこちら↓

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