【沼津市】フェンシング男女フルーレ日本代表合宿激励会がF3 BASEで行われました
フェンシング競技男女フルーレの日本代表による合宿が、2025年7月7日(月)から沼津市大手町のBiVi沼津内にある「F3 BASE(エフスリーベース)」で始まりました。この合宿は、7月22日から30日にかけてジョージアで開催される世界選手権に向けた国内最終合宿となります。
初日には、「フェンシングのまち沼津推進協議会」主催による激励会も開催され、選手12名とスタッフ6名が協議会からの激励を受けました。
日本のフルーレ代表は、2025年6月にインドネシアで開催されたアジア選手権で過去最高の成績を収めました。男子団体・女子団体がともに金メダルを獲得。女子個人では上野優佳選手が金メダル、辻すみれ選手が銀メダル、菊池小巻選手が銅メダルと、表彰台を独占しました。
激励会では、フェンシングのまち沼津推進協議会の杉澤教人会長が「アジア選手権での素晴らしい結果を誇りに思います。沼津におけるフェンシングの認知度も、皆さんの活躍によって徐々に高まっています。合宿中は練習はもちろん、オフの時間も沼津で楽しんでいただき、世界大会でもさらなる飛躍を期待しています」と、選手たちにエールを送りました。
選手を代表して挨拶した松山恭助選手は、「合宿中は怪我に気をつけながら、世界選手権でベストを尽くせるよう準備していきます」と、意気込みを語りました。
F3 BASEがJOC認定強化センターに
この日は激励会に加えてF3 BASEの「JOC認定競技別強化センター」の認定セレモニーも行われました。この認定は、オリンピックでのメダル獲得をはじめとする国際競技力の向上を目的に、各競技団体が選定した拠点を公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が認定するものです。今回の認定によりF3 BASEは、2025年7月1日から2028年度末までの期間、日本のフェンシング競技の強化拠点として正式に認定されました。

JOC認定競技別強化センター認定セレモニーで挨拶する日本フェンシング協会の千田健一会長(右)
今回の認定を受けて、日本フェンシング協会の千田健一会長は関係者への感謝の言葉に加え、今後のフェンシング競技のさらなる普及と発展に向けた意欲も語りました。
セレモニー終了後には、選手たちが早速練習に取り組み、その様子は一般にも公開されました。アジアの頂点に立ち、世界でも強豪国の仲間入りを果たしつつある日本のフェンシング。その競技が、沼津を拠点の一つとしてさらに発展していくことを感じさせる一日となりました。
F3 BASE(BiVi沼津 3階)はこちら↓