【沼津市】若林鮎さん個展「みづから ひらく」7月16日までpiccoloで開催中です

沼津市出身の画家・若林鮎さんの個展「みずから ひらく」が、沼津市町方町にあるカレーと焼き菓子のお店「piccolo（ピッコロ）」で開催されています。期間は2025年7月16日（水）までです。

作品はお店の1階と2階、そして階段にも展示されています。「世界のはじまり」は、”私たちはいつ どのようにして うまれたのか”を、絵巻物にしたものです。ちょっと急な階段ですが、作品を楽しみながら上ることができます。

 2階に展示されている『蓮の花 連作』は、今年制作されたアクリル画。作品には次のような言葉が添えられています。

つぼみ▷開花▷枯花と どれもとても美しい花です。それぞれに持つ空気感を描いています。

ここでいう空気感とは、対象と自分との間にある空気や色のことだと言います。また茎一本にもいろんな色があり、細部にこだわって描かれています。

『mother / woman』は、これから若林さんが取り組みたいと感じているテーマの一つです。若林さんがお母さんと過ごした時間は、決して長くはなかったそうですが母への思い、そして今は自らが母親となった思いなど、これからも湧き出てくるであろうさまざまな感情を表現していくテーマになっていきそうです。

また、2階では絵画作品とともにイラスト作品も展示されています。若林さんのイラストには、日常に寄り添う親しみやすさがあります。ご本人も「自分自身も絵に癒されることがある」と語っており、「子どもたちが描いた絵が、誰もが楽しめるようになったらいいな」と、アートをもっと身近なものにしたいという思いが込められています。

個展の開催は7月16日（水）までですが、piccoloは不定休です。営業日や営業時間は若林鮎さん、またはpiccoloのInstagramでご確認ください。また、2025年7月24日（木）から8月4日（月）まで、沼津市大手町のレストラン「aiai（アイアイ）」にて、次の個展の開催も予定されています。

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