【沼津市】「Proud NUMAZU CUP 2025 ミニム・ベンジャミンオープン アイ工務店カップ」が香陵アリーナで開催されました
次世代のフェンシング競技を担う若手フェンサーが競い合う大会「Proud NUMAZU CUP 2025 ミニム・ベンジャミンオープン アイ工務店カップ」が、2025年7月12日(土)と13日(日)に、香陵アリーナ(沼津市総合体育館)で開催されました。
本大会では、U-10、U-12、U-14、U-17の4つの年齢カテゴリーに分かれ、フェンシング競技の3種目「フルーレ」「エペ」「サーブル」が、男子・女子・混合の各部門で行われました(※U-17はサーブルのみ)。会場となった香陵アリーナは、2023年および2024年に全日本選手権大会が開催された実績を持つ競技施設です。全国から集まった若きフェンサーたちが、日頃の練習の成果を競い合いました。
フェンシング・フルーレ日本代表コーチによるトークショーも開催
大会2日目の13日には、日本代表コーチを招いた「アイ工務店 Presents フェンシング教室(トークショー)」が開催されました。登壇したのは、フルーレ日本代表統括コーチのフランク・ボアダン氏と、女子フルーレアシスタントコーチの菅原智恵子氏。寄せられた質問に答えながら、子どもたちへ熱いメッセージを送りました。

フランク・ボアダン フルーレ日本代表統括コーチ
ボアダンコーチが繰り返し強調していたのは、「諦めないこと」の大切さ。また、練習の段階から全力を出し切る姿勢の重要性を選手たちに伝えていることにも言及し、「何よりもフェンシングを楽しむことが大切ですよ」と優しく語りかけていました。

菅原智恵子 女子フルーレアシスタントコーチ
一方、フェンサーの子を持つ保護者から寄せられた「どのように子どもをサポートすべきか」という問いに対しては、ボアダンコーチが「子どもが選んだ夢に一緒についていくことが大切」と述べ、菅原コーチは自身の経験を振り返りながら、「父は『勝ったときはみんなで立ち上がって喜んでいたね』など、客観的な視点で様子を伝えてくれました。私は大きなけがをしたことがありませんが、母の食事サポートが支えになっていたと思います」と話しました。

U-14女子サーブル、U-17女子サーブルで優勝した長良理央選手(左:アスルクラロ フェンシングアカデミー)
地元・沼津の選手たちも活躍
今大会では、沼津市を拠点とする「アスルクラロ フェンシングアカデミー」所属選手を中心に、地元・沼津の選手たちも好成績を収めました。(以下1〜3位入賞者)
• U-12女子サーブル:渡辺真実選手 3位
• U-14男子サーブル:山本侑利選手 1位、佐々木龍空選手 3位
• U-14女子サーブル:長良理央選手 1位
• U-17女子サーブル:長良理央選手 1位
• U-17男子サーブル:長良樹選手 1位、小林慶一郎選手 2位、佐藤海成選手 3位
大会の様子は、2025年8月3日(日)10:00〜10:30に静岡朝日テレビにて「剣にかける 沼津の夏〜アイ工務店カップ フェンシング選手権大会〜」(仮題)として放送される予定です。
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