【沼津市】「みらーと 風を創るひとたち展」が沼津リバーサイドホテルで開催中です
沼津リバーサイドホテルを会場に2021年から開催されている『障害のある方のアート』展において、2025年7月24日(木)に展示作品の入れ替えが行われました。今回の展示は「みらーと 風を創るひとたち展」として、2026年6月30日(火)まで開催されています。
展示されている作品は、三島市にある「社会福祉法人三島市障害者福祉会 のびる作業所」に通所する利用者の皆さんが制作したものです。のびる作業所では、25年前から三島市の「GALLERY エクリュの森」代表・田村耀子さんを講師に迎え、水彩画教室を開催しており、今回の作品もその活動の一環として制作されました。展示作品は、狩野川や花火の写真をもとに描かれています。
なかには、狩野川灯ろう流しの風景や、御成橋と狩野川の情景などを描いた作品もあります。教室には全盲の方も参加しており、画用紙の外周を段ボールで囲うことで位置を把握しながら、創作に取り組んでいます。

左から「のびる作業所」の増田さん、「沼津リバーサイドホテル」の山﨑総支配人、「静岡県障害者文化芸術活動支援センター みらーと」の伊藤さん
沼津リバーサイドホテルでの作品展示は、2021年に狩野川花火大会が新型コロナウイルスの影響で中止となったことをきっかけに始まりました。「絵画で明るい花火を届けたい」という提案のもと、文化芸術を通じて、障がいのある人、無い人が共生する社会の実現を目指す「静岡県障害者文化芸術活動支援センター みらーと」、そしてホテル側も賛同して実現したものです。
作品を鑑賞した山﨑竜起総支配人は、「ホテルの目の前に広がる風景が作品になっていて、私たちにとっても嬉しい展示です。この展示は海外からのお客様にも大変好評をいただいています」と語っていました。
展示はホテル2階の受付ロビー横で行われています。沼津リバーサイドホテルにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
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