【沼津市】本田照男遺作展・譲渡会が11月7日から開催 1800点以上の作品が並びます
色彩豊かな作品で知られ、誰からも親しまれたアーティスト・本田照男さんの遺作展・作品譲渡会が、2025年11月7日(金)から開催されます。本田さんが創作活動を行っていた「ギャラリーきくらげ」には、1800点以上の作品が並ぶ予定です。
11月1日に会場となるギャラリーを訪れると、展示に向けた準備が進められていました。1階の入り口付近には、布や靴などの立体物に色彩を施した作品が並び、独自の表現世界を感じさせます。
2階には多くの絵画作品が、まだ仮置きの状態で立てかけられていました。遺作展・譲渡会に向け、作品には1点ずつナンバリングが行われていますが、その数は現時点で1800点を超えており、作業は現在も進行中とのことです。
展示にあたり、すべての作品を壁面に並べることはできないため、当日は立てかけられた作品の中から一枚ずつ探し、鑑賞しながら選ぶ形式になる見込みです。
今回展示される作品は、1点につき1,000円以上の譲渡費を支払うことで受け取ることができます。これは、ご遺族の「大切にしてくださる方へお渡ししたい」という意向によるもので、営利目的での転売はできません。

遺作展・譲渡会が行われるギャラリーきくらげ
遺作展・譲渡会の会期は11月7日(金)から9日(日)までの3日間、14日(金)から16日(日)までの3日間、合計6日間開催されます。開催時刻は10:00〜16:00、予約不要です。駐車場スペースが4台に限られるため、なるべく徒歩や公共交通機関での来場が呼び掛けられています。主催するNPO法人レザミ・デ・ザールは、「本田さんの作品は、誰にでも親しみやすいモチーフと豊かな色彩が特徴です。特に、絵を描くことに苦手意識を持っているお子さんにも、ぜひ見てもらいたい」と話しています。
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